江戸小町

【第十一回】 江戸小町が語る 昭和の名曲『お祭りマンボ/美空ひばり』

荒木とよひさ最後の愛弟子!
江戸小町さんによる連載企画(・∀・)

『江戸小町が語る 昭和の名曲』

第十一回となる今回は・・・
美空ひばりさんの代表曲、1952年発売の『お祭りマンボ』!
曲への思いや歌い方を解説してもらいます。

『お祭りマンボ』

大好きな美空ひばりさんの歌。
私はよくステージで歌わせて頂きます!

夏祭り、秋祭りのステージで歌わせて頂くと
皆さんにお手拍子やかけ声で盛り上げてもらえるし
子どもたちも
楽しんで聞いてくれる楽曲なので大好きです!

しかし!とにかくメロディーは早いし
歌詞は多いし(笑)

歌はリズムに乗って
歌わなきゃいけないんだと思い知らされる楽曲です。

マンボだしね!
マンボって1930年代後半にキューバで
流行していたルンバに
ジャズの要素が加わったものなんだそうです。

ダンスもリズム感が大切なものですよね!

お祭りマンボを歌わせて頂くとき
私は他の楽曲よりも
いっぱいいっぱい動いて歌っています(笑)

足元はお神輿担いでる時のような。
(マンボは踊れないですが、お神輿は担いだ事あるので、、、笑)

リズムに乗り遅れないように
尚且つ、滑舌を大切に歌わないと
口が回らなくてとんでもないことになります。

私も数年前になんか口がまわらなくて
早口鼻歌みたいになってしまったことが
ありました。。。
なのでおおげさなくらい
良く口を動かして歌った方が
出来が安定するかなぁと思います。

あと笑顔で歌う事が大切ね。

そして私的に音程で難しいところは
🎵雨が降ろうが 槍が降ろうが

「槍が降ろうが」のところ。

ここのメロディーライン気をつけて下さい!
油断するとふわふわって音程くずれます。
リズム早いから、訂正難しいし。。

あとは、最後スローになるところは
一音一音、大切に歌うこと。
ここできちんと聴かせましょう!

他の所は、楽しく聴かせて
最後の所で、しっかり歌って聴かせる。

演歌ってなんとなく
しんみり、叙情的な楽曲が多いけど
「お祭りマンボ」は歌う人も聴く人も
色んな味が楽しめる楽曲だと思います。

次回掲載は2017年11月22日(予定)

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投稿者: gakuendo

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