江戸小町

【第五回】 江戸小町が語る 昭和の名曲『都はるみ/北の宿から』

荒木とよひさ最後の愛弟子!
江戸小町さんによる連載企画(・∀・)

『江戸小町が語る 昭和の名曲』

第五回、都はるみさんの名曲『北の宿から』、曲への思いや歌い方を解説してもらいます。

『北の宿から』

この楽曲は、ステージでは歌いませんが
演歌であり、演歌じゃない、
都はるみさんの大好きな歌で
あたしの歌の練習場所である「お風呂場」で
よく口ずさんで歌う「お風呂ソング」です(笑)

歌のはじまりから
「あなた、変わりはないですか?」
と、まるで手紙の一文のようにはじまります。

演歌=悲壮感
悲壮感=失恋
失恋=北へ

これが良いバランスでまざっているのが
「北の宿から」です。

なんで失恋すると北に行くのかしら。
北国って
そういう傷心を受け止めてくれる
聖地なのかしら。

「着てはもらえぬ、セーターを
寒さこらえて編んでます」

切ない、そして少し恐い(笑)

別れた人のセーターを編んでるなんて・・・
絶対に受け取ってもらえないじゃん。

「女ごころの 未練でしょう」

覚悟を決めた女性の信念を感じます。

だけど、未練に溺れる女性なのでしょうね。

3番の歌詞で
「あなた、死んでもいいですか」
なんて言ってしまっている。

恋は盲目と言いますが
この恋人同士がなぜ別れてしまったのか
とても気になります。(笑)

歌うポイントとしては
あたしは最初に言ったように
手紙を書いてる気持ちで歌います。

文字を書きながら
ふいに口からその文章がでる感じ!
わかりますよね?

たぶん、この手紙が書き終わるころには
涙なんかで
紙がぐしゃぐしゃになってしまうんじゃないのか
というように
サビから盛り上げて歌うと良いと思います。

阿久悠先生の世界観が伝わる演歌です。

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誰もが知っているミリオンヒット級の大ヒット曲2曲を歌手ごとにカップリングにします。

収録曲
1.北の宿から
作詩/阿久悠 作曲/小林亜星 編曲/竹村次郎
2.浪花恋しぐれ
作詩/たかたかし 作曲/岡千秋 編曲/斎藤恒夫
3.北の宿から(オリジナル・カラオケ)
4.浪花恋しぐれ(オリジナル・カラオケ)

2016年4月27日発売
スーパー・カップリング・シリーズ 北の宿から/浪花恋しぐれ/都はるみ [CD] [COCA-17177]
販売価格: 1,080円(税込)

次回掲載は2017年5月22日(予定)

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投稿者: gakuendo

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